SSDの価格はもうすぐハードディスクドライブと同等になる
主流のコンシューマー向けSSDの価格は、過去3にわたって毎年劇的に下落しています。
2017年までに、SSDの価格は、ハードディスクドライブ（HDD）のギガバイトあたりの価格である11セントの範囲内になることが予想されます。
Lucas Mearianがコンピューターワールドでレポート：http://www.computerworld.com/article/3010395/solid-state-drives/consumer-ssds-and-hard-drive-prices-are-nearing-parity.htmlしています。
ノートパソコンの価格の急落もSSDの採用を牽引してきました。SSDの価格下落が年率10％を超えているためです。
DRAMeXchange、市場調査会社TrendForceによる新しい報告書によると、今年は、ノートパソコンの約24％から25％にSSDが使用されます。
来年は、新しい消費者向けノートパソコンの31％がSSDを採用することが予想されており、2017年までに41％になるだろうと予測しています。
より多くの容量を消費し、市場シェアを獲得するために、NANDフラッシュのサプライヤであるサムスン、東芝、SKハイニックス、インテルとマイクロンは、2016年の前半に積極的な価格戦略を打ち出すだろうとしています。
SSDの製品戦略の面では、サムスンは3Dトリプルレベルセル（TLC）、東芝とサンディスクは Bics 3D-NAND（下図）により価格優位性を引き出そうとしています。
他のSSDメーカーは、16nmベースのマルチレベルセル（MLC）NANDフラッシュメモリの積極的な製品を展開しています。
