アップル、スマホ市場の94%の利益を独占
スマートフォン市場で圧倒的な強さを見せつける、アップルとサムスンですが、その利益構造は大きく変わってきました。
下の図は、アップルインサイダーからの転載です。
調査会社Canaccord Genuityの発表によると、
Appleは四半期に販売数ベースでスマートフォンのちょうど14.5パーセント(4800万)を製造しました。
これにもかかわらず、スマートフォン市場での利益は全体の94%を獲得しました。
これに対して、サムスンは販売ベースで全体の24.5パーセントを占め、同四半期に推定81百万台を出荷しました。
しかし、その利益は全体の10%を程度しか獲得できませんでした。
他のほとんどの携帯電話メーカーは、営業利益が赤字のため、両者の合算は、100パーセントを超えています。
400ドル以上のハイエンド市場でAppleと競争できないHTC 、BlackBerry 、ソニーとレノボ( 現在旧 モトローラ子会社を所有する )は今後難しい局面になりそうです。
ハイエンドマーケットはアップルが独占し、ローエンドマーケットは中国勢が圧倒的なコスパで攻め立てるスマートフォン市場。
サムスンも難しい局面を迎えています。
日本勢では、ソニーのがんばりに期待したいところです。