もうすぐワイヤレス充電の時代 東芝の新しいチップとiPhone 7
まだまだワイヤレス充電は普及しません。
iPhoneはまだ未対応で直近のiPhone 6sシリーズでは、ワイヤレス充電への対応は間に合いませんでした。
しかし、2016年の9月に発売予定とされているiPhone 7では、もしかするとワイヤレス充電に対応するかもしれない。
今度こそAppleは、ファンの期待に答えることができるのでしょうか。
先日、15Wの高出力が可能なチップが東芝アメリカ電子部品(TEAC)から発表されました。
TEACの前のワイヤレス電力チップに比べて、新しいTC7766WBGは、チップのサイズを増大させることなく、受信可能な電力の量を3倍にしています。
このチップを使えば、従来の有線充電器と同等の速度でスマートフォン、タブレットおよびハンドヘルドデバイスのその後の充電に無線電力を可能にします。
さらに、いくつかのケースでは、従来の有線充電器よりも早く充電できます。
新しい15Wチップは、ワイヤレス電力伝送RXシステムを構築するために必要なすべての機能が含まれ、チップサイズが2.4ミリメートルX 3.67ミリメートルX 0.5ミリメートルであるWCSP28パッケージに収納されています。
大量生産は春2016年に開始する予定で、ICのサンプルは、2015年末までに利用できるようになると言っています。