ウエスタンディジタルがサンディスクを$19B(約2兆3千億円)で買収
ご存知のように、先日(Oct. 21, 2015)ウェスタンデジタル (Western Digital) が世界最大のフラッシュメモリメーカーの一つであるサンディスク(SanDisk)を買収するというニュースがリリースされました。
買収額は、一株当たり$ 86.50で、総額 $19B(約2兆3千億円)という巨額のものです。
http://www.wdc.com/en/company/pressroom/releases/?release=e5f16023-3969-4cd0-bc3b-fe7e35572518
ウェスタンデジタルは世界最大規模のストレージメーカー(主にHDD)で、PC、ラップトップ、およびサーバー等のハードドライブを供給し、一般消費者向けには外付けドライブを販売しています。
サンディスクはSSDとUSBメモリの販売でよく知られており、一般にはサンディスクのほうが有名かもしれません。また、SSDに使われるフラッシュメモリでは、HDDビジネスにおいてウェスタンデジタルのライバルでもある東芝と合弁会社を運営し、長年のパートナーとなっています。
当初SanDiskの買収については中国のTsinghua Unigroup(紫光集団)が狙っているのではないかという憶測も飛び出したりしていたようで、結果としてはその紫光集団が筆頭株主を務めるWestern Digitalによって買収されたあたり、まだ紆余曲折がありそうです。
http://www.engadget.com/2015/10/21/western-digital-sandisk-acquisition/